剛ちゃん

小話や雑学１６４

気休め

　
神社や仏壇の前で、
努力を一切せずに幸運が舞い込む夢を見てもいい。
そんな気休めの時があってもいい。
但し、現実にはありえないことを心の隅で自覚さえしていれば。
母の日記

　2024年1月
断捨離、今なら自分が取捨選択できる。

大学ノートの母の日記である。
なんの変哲もない日々が大方だけれど
不満や後悔の記述もあり、悲しくてそっと置いていた。
”夫に病院から帰宅許可がでた。
家で二人して泣いた”とある。

父が亡くなる数日前の記録である。
その日記を捨てた。
思い切って捨てた。


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