剛ちゃん

小話や雑学１４５

長距離走

　
係長になって敏腕のi係長と仕事をしていた。
ある日の上司
「i係長には追い越せないが、追いつける」
発奮を促した進言だった。
が、ひねくれものの自分
”追い越せないなら、追い掛けない”
→昔から長距離走は苦手だった。
明日の新聞

　
県南の高速道路は一部二車線になっていない。
トンネル内の中央線にあるポールが心許ない。
さて、対向車とすれ違う時の相対速度は時速２００Km超である。
生きた心地がしない。
対向トラックのハンドルに自分の命がかかっている。
車窓から見える景色はタイムトンネルみたいで
「自分はもう死んでいて、明日の新聞に”〇×トンネルで事故があり、・・・”」
などと思ってしまう。

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