剛ちゃん

小話や雑学１３５

変人

　２０１９．８
湿気の多い茹だる九州の夏、真っ盛り。
思考能力が低下し、何も考えたくない。
熱い南方に住む人はもっと大変だろう。
さて、夜空を見て「なぜ月が落ちて来ないのだろう」と不思議に思う条件は
「気候が穏やかで生活に余裕があること」である。
→暑すぎても寒過ぎてもいけない。
また、夢見る頃を過ぎても子供の頃のことを忘れない変人であること。
久米仙人

　
年老いて恋に落ちる老いらくの恋。
恋愛は防ぎようの無い事故のようなもの、雷が落ちてくるような。（寂聴 言）
ハニートラップのような陰謀と策略に満ちた恋が本物に変貌することもある。（００７？）
さて、久米仙人である。
修行を積んで不老不死を極め、空を飛ぶ仙術まで習得した。
ある日、洗濯女のふとももに目を奪われ神通力を失い落下し俗人となった墜落の恋。
その後、妻帯し幸せに暮らしたとある。（めでたし、めでたし）
■考察
愛も恋もない、いきなり肉欲。
仙人といえどもそれは最大の試練だった。
いくら修行を積んでも言うことを効かないポコチン。
久米仙人は憎めないロリコン老人だった。

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